定義
⼩趾の付け根の関節痛、または⽪膚表⾯の発⾚や滑液胞(バニオン)形成の状態を指します。
内反⼩趾⾓が 12°以上で内反⼩趾の判断となりますが、
角度が12°無くても痛みがあれば内反⼩趾傾向と伝えています。
痛みがある時に負担がかかり続けると変形が進⾏していきます。
内反⼩趾⾓が 20°以上になると、既に足だけでなく体全体への
影響が出ている判断となります。
小趾は体の中では小さいパーツですが、しっかり機能していないと
転倒のリスクが増大してしまいます。
足の横アーチの低下から、荷重や足趾の付け根部分が打ち付けられたりする
負担が大きくなってしまったことによって、足趾の骨頭痛や、
3趾4趾間の神経が障害されて神経痛や神経腫が形成されてしまい、
痛みや痺れなどの症状が出ている状態を指します。
種類
①捻れの影響による内反⼩趾
→くの字に出っ張ってしまう。仮⾻形成、胼胝形成、滑液法(バニオン)形成
②衝撃の影響による内反⼩趾
→浮きゆび状態で⼩趾が上を向いて、第5中⾜⾻頭(⼩趾球)を地⾯に
突き出すような形状になる。仮⾻形成、胼胝形成
原因
外反母趾と同様にねじれの影響と衝撃の影響により関節に炎症を起こし、
そこに負担がかかり続けると、変形を起こしていきます。
足裏の刺激不足による足趾の機能低下と、それに加えて合わない靴を
履き続けることにより症状が発生します。