浮きゆびとは
足趾の機能低下により足趾が地面に接地せず浮いているような状態や、
足趾がしっかり機能していない状態のことを浮きゆびとお伝えしています。
見た目上浮いている方もいれば、見た目上は地面に接地していても
歩く時に足趾を握れず地面を踏ん張ることが出来ない/蹴り出すことが
できない状態の方も、浮きゆびという判断をしています。
足趾の筋力が低下して踏ん張ることができない浮きゆび状態だと、
足の横アーチが低下してしまっていてさまざまな症状を引き起こします。
足趾付け根の痛み(中足骨骨頭痛)や、
モートン病(3.4趾付け根の痛み・神経腫形成)などが代表的な症状です。
足趾の機能低下で横アーチが低下したままで歩き続けると、
ねじれの負担も多く受けてしまい、外反母趾や内反小趾の発症や、
角度が進行してしまいます。
「浮きゆびによる症状」
・中足骨骨頭痛
・モートン病
・タコ、ウオノメ
・足底筋膜炎
・踵骨骨底棘
・甲の痛み
・アキレス腱の痛み
・足趾背の痛み
・巻き爪
浮きゆび状態だと踵重心(後方重心)になり、
足だけでなく体全身のバランスにも影響してしまいますので、
足趾の機能を改善することが大切になります。
整足テーピングでは、浮きゆびによって低下してしまった横アーチ/縦アーチを
適度に補正してアーチを作ります。
足ゆび1本1本にテーピングをすることで、屈んで使いにくくなってしまった足趾を伸ばして、
地面を踏ん張ったり蹴り出しやすくなり、本来の足指の機能を取り戻していきます。