足趾付け根の痛み(中足骨骨頭痛)とは
浮きゆび状態による足の横アーチの低下によって、
足趾の付け根部分である中足骨の骨頭部の負担が強くなってしまって痛みが出たり、
⽪膚表⾯の胼胝(タコ)形成・鶏眼(ウオノメ)形成による痛みが出る症状です。
特に第2趾の付け根に多く、外反母趾の症状がある方は
2趾への負担が増えるため発症しやすくなります。
足趾の機能低下によって足趾を踏ん張ることができない状態だと、
足の横アーチが下がってしまいます。
中足骨骨頭痛を放っておくと、足趾付け根の関節が変形・破壊されて、
足趾が上を向いて固まってしまう「浮き脱臼」状態になってしまうリスクがあります。
3.4趾側に負担が多いと、神経腫を形成してしまう「モートン病」に発展するリスクもあります。
痛みがある場合は、変形が進行中となる為、早めに足の機能を改善することが大切です。